校歌・校章
校歌について
〜about the school song〜
日本文華学園の校歌は、第二代学校長の河口由次先生の作詞によるものです。先生は漢詩漢文について造詣が深く、河口季風というペンネームで作詞されました。文京区小石川時代に作られた校歌ですが、歌詞の1番は田無の地に移った文華にもしっかりとあてはまる言葉であり、2番、3番の歌詞には、場所や時代を越えてどのような立場にあろうとも、女性が目指してほしい大切な心構えを表しています。
現代語訳
一、都の西北、緑深き森にそびえる校舎は、四季折々の眺めに恵まれて、奥ゆかしい乙女が伸び行く園である。永遠に。
二、季節が移り替わっても、いつも緑あざやかに生い茂っている松は一段と高く感じられる。その松のように(乙女たちよ)、日本女性の誇りである操を堅固に保ち、人として正しい道を進んでゆきなさい。一筋に。
三、身にはボロをまとっていても、正しく生きる心こそが錦に包むべき宝石であることよ。だから乙女たち、自己を磨き、学び、怠らず、つとめ励みなさい。朝に夕に。
校章の由来
〜origin of the emblem〜

三種の神器(やたの鏡・草なぎの剣・八坂にの曲玉)は我が国の皇位継承のしるしと伝えられてきました。本校の校章はその中のやたの鏡を型取っています。中心の女の文字は女子校を表し、●印を上に見れば文と読むことができ、同時に文華の文を表します。また、三つの●印は、智・徳・体の調和のとれた人間として成長してほしいという願いが込められています。